セミナーに行きました‼

どうも!タナベ住建の嶋崎です。

 

 

先日、省エネルギー基準に関するセミナーに行ってきました。

内容としましては・・・

 

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少しまとめて紹介しますと、

 

1980年に断熱性に関する基準が制定され、外壁の断熱としてグラスウール30mm相当、天井の断熱をグラスウール40mm相当、窓は変わらずで性能基準として熱損失係数が5.2W/㎡K以下です。

 

※1980年以前は特に断熱材を入れるという決まりはありませんでした。

 

 

1992年には断熱性に関する基準が強化され、外壁の断熱としてグラスウール40mm相当、

天井の断熱をグラスウール55mm相当、窓は変わらずで性能基準として

熱損失係数が4.2W/㎡K以下になるよう基準が上がりました。

 

さらに1999年には強化され、外壁の断熱としてグラスウール100mm相当、

天井の断熱をグラスウール180mm相当、窓はアルミの二重サッシか複層ガラスに

する事が決まり、性能基準として熱損失係数が2.7W/㎡K以下になるよう基準が上がりました。

 

 

以降、「住宅トップランナー基準」というものが制定され、さらに高い省エネ性能の基準を

求められるようになり、2013年にまた今までの基準が見直され、断熱性に加え、設備や太陽光発電等を評価するようになってきました。

同時期に「低炭素建築物」が認定。

 

 

少し難しいですが、2013年以降では「外皮平均熱貫流率」というのを計算します。

 

建物の全ての「面」で「貫流熱損失」を計算し、「外皮平均熱貫流率UA[W/㎡・K]」を

導き出すのですが、要は「熱の伝えやすさ」を表す指標です。

 

建物の内外の温度差が1℃の場合に、「表面積」(1㎡)を通過する熱量を示すもので、数値が小さい程断熱性能が高くなります。

 

 

地域区分の基準(北海道のように寒い地域や、沖縄のように暖かい地域がある為基準を規定)があり、

 

①・②の地域(北海道など)では外皮平均熱貫流率の基準値は 0.46W/㎡・K

③では0.56W/㎡・K

④では0.75W/㎡・K

⑤~⑦では0.87W/㎡・K

⑧は無し(沖縄)

 

となっており、福井県では大野市が④、その他は⑤と⑥に分類されております。

※詳細は割愛します

 

 

次に住宅の一次エネルギー消費量基準についてです。

 

 

一次エネルギー??

 

と思う方がほとんどですが、つまりは冷暖房や換気、照明、給湯エネルギーの事です。

 

これにも地域によって基準値があり、①が942[MJ/㎡・年]

②が871MJ/㎡・年

③が791MJ/㎡・年

④が800MJ/㎡・年

⑤が745MJ/㎡・年

⑥が 680MJ/㎡・年

⑦が605MJ/㎡・年

⑧が 524MJ/㎡・年

 

です。

この基準値は120㎡の戸建てモデル住宅を想定して算出しており、

床面積当たりの一次エネルギー消費量基準値です。

 

 

何はともあれ、どんどん基準が改定・制定され、エネルギーを賢く使う事が重要視されてきております。

 

規制の必要性や程度、バランス等を十分に勘案しながら、2020年までに新築住宅・建築物について段階的に省エネ基準への適合を義務化することが、2013年6月に閣議決定されました。

 

 

お客様にとって住宅は大きな買い物ですし、やはり安全性と機能性が高いものが求められるような時代になってきております。

時代の波についていけるように日々勉強して、より良い住宅を建てていきたいと思います。

 

 

 

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