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平屋とは
2021.2.15今回は最近流行の「平屋」についてのお話です。
最近本当に平屋で建てられている家が多くなったと感じます。
なぜこんなにも平屋が増えてきているのか、その特徴と理由、
また、平屋のメリット・デメリットについてご参考になればと思います。
先に結論ですが、平屋住宅が増えているのは本当です。
その需要としては建替えもありますが、若いご夫婦の新築もありますので、
幅広い方から支持されているのが実情です。
ですが、勢いで平屋の家を選ぶというのは一旦お待ちください。
平屋の家を建てるには平屋の特徴を理解した上で
ご検討していただくのが良いかと思いますので、
検討中の方は是非今回のブログをご覧ください。
平屋に検討すべき内容が以下の通りです。
①建物の広さ、または
②土地の大きさ
そして、
③間取り条件など
この条件の理由について、平屋の特徴、
メリット・デメリットをご説明していきたいと思います。
●平屋のメリット
平屋が選ばれる理由について、よく言われている内容になりますが、
①完全なバリアフリーを実現することが出来る。
②高さが無いので、地震時の揺れも高層階に比べて小さく、耐震性が良い。
③完成後のメンテナンス費用を抑えられる。
この三点が平屋のメリットであり、選ばれる理由になりますので解説させていただきます。
①のメリットは総じて、平屋建てにすることによって、
階段などの段差が無くなることから生まれます。
上下への移動が無いため、移動が少なくスムーズに済ませられる上に、
段差や家具の工夫をすれば
フロア全面をロボット掃除機だけで済ませることも可能になります。
これは家事の負担を減らすことができますね。
つまり平屋では、移動も楽になり機能的である、ということが言えそうです。
また、移動が少なくできれば、自然と家族間のコミュニケーションも増えますし、高齢者の方も住みやすい環境と言えます。
②の耐震性についてですが、高さが無いこと、
重量が2階建てと比べて軽いことが要因になります。
地震の際に柱への負担が、平屋の方が少なく済みます。
最後に③について、
外観の模様替え工事や、
機器設置工事の際には足場を組む必要がない場合が多く、
そのような仮設費用も抑えることが出来ます。
また、平屋の家は外観も非常にカッコよく優雅に見えます。
これは好みによるところが大きいですが・・・((´∀`))
土地を贅沢に使った平屋にしかない魅力の一つでしょう!
●平屋のデメリット
逆にデメリットの部分はというと、
①坪単価が割高
②広い土地が必要
③間取りの工夫が必要
などになります。特に費用面が気になりますね。
①坪単価についてのご説明ですが、
例えば2階建ての家の坪単価と比較し、
平屋であれば建物が1階部分だけになるので、
費用は2階建ての家の半分になるかといえば、そうではありません。
逆に2階建ての家と同じような部屋数、広さを確保した平屋の場合、
2階建ての家よりも基礎工事や屋根工事が多くなり高額になります。
②の土地については、
建物内の広さを確保する為の土地と土地購入費用が必要になります。
平屋の場合、建物の大きさに比例して大きな土地が必要になりますので、
あらかじめ、部屋数がどの程度必要になるのか検討しておくべきです。
福井の特徴としては、都市部と比べて土地が安価ため、
広い土地を確保できれば平屋を建てやすい環境になっています。
土地を贅沢に使った平屋が福井であれば実現可能であることもあって、
人気が高まったのかもしれません。
③間取りについては、防犯や採光の面を考慮しましょう。
平屋は当然ですが、すべての部屋が1階にあるので、
・外からの目線
・近隣の建物の影
の影響を受けます
特に、寝室やリビングの向きに気を付ける必要があります。
プライバシー確保のために、
窓の位置や大きさ、塀や生垣を取り入れる
などの工夫を考えましょう。
また、周囲の建物の高さも考慮し、日当たりを確保することが必要です。
寝室や子供部屋の採光も確保できる間取りをしっかり考えましょう。
●まとめ
改めてまとめですが、平屋購入について検討すべき条件です。
①建物の大きさ
→家族構成によって、必要な部屋数が変わるので検討しましょう。
また、家族内のプライバシー確保も考慮しましょう。
②土地の大きさ
→建物の大きさに加えて、外構計画もしっかりと検討しましょう。
③間取り条件など
→プライバシー確保を十分に検討しましょう
以上のようになります。
もし住宅建築で、平屋建てか2階建ての建物にしようかご検討中であれば、いつでもご相談ください。