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子ども部屋は作りますか?
2020.11.1今回は子どもと一緒に住みやすい家を考える。というテーマでお伝えします。
「子供の成長は早いもので・・」という話を聞かれることもあるかと思いますが、
お子様の成長で、どのような生活の変化があるのかを想定していれば、
生活リズムに合わせた使いやすい家になると思われます。
子供といえども、中学以上になるとほぼ大人と同じような生活になりますので、
今回は特に小さいお子様についてのご紹介です。
お子様が小さいうちが一番大変な時期でもあるので、
育児のしやすい家造りを考えるヒントになればと思います。
本日の目次
①子ども部屋は作りますか?
②子供用のスペースを作ってあげる
①子ども部屋は作りますか?
お子様が小さいうちは、個別の部屋は不要です。
ですが、子ども部屋ではなくでも寝室は将来的に必要になるでしょう。
家に十分な広さがあれば、とりあえず子ども部屋を作っておくこともできますが、
設計の段階で必要かどうか考えておくと、空いたスペースをほかの用途に使うこともできます。
家を建てる時点でお子様がおられない場合は、大きめの部屋を子ども部屋として作っておき、
後で壁を追加することで部屋を分けられるようにする家もあり、
弊社でも対応した実績がございます。↓
子ども部屋の注意点としては、
所在階・方位・日当たり・収納・広さなどがありますが、
できれば、明るく風通しの良い部屋で、服なども収納できるスペースがあれば理想的です。
また配置に関しては、玄関から子ども部屋までほかの部屋を通らず行けたり、リビングを通っていくなど様々です。
小さい時はリビングからのアプローチが望ましいと思いますが、中学高校以降の事をなども考えると、ご家庭で違いのある部分です。
他には、子どもが巣立ったあとのことを考え、リビングと子ども部屋を隣接させておくと、
子ども部屋とつなげてリビングを広くすることも考えられます。
場合によっては子ども部屋を作らずに、寝室や勉強部屋については他の場所でできる工夫もありますので、次の項目でご説明します。
②子供用のスペースを作ってあげる
子ども部屋を作らない場合では、リビングやそのほかフリースペースを活用して学習環境を作る場合もあります。
お子様が小さい間は家事をしながら見守りができるリビングに、お子様用スペースを設けることがあります。
その他、リビング併設の畳スペースの利点ですが、
・畳に寝転がれる
・柔らかいのでお子様にも安心、おむつ交換もできる
・来客の際には客間として活用できる
などがあります。
子ども部屋を作らない場合は、
・子供用の小さい寝室を設ける
・リビング付近に学習スペースを設ける
・自由に使える共有スペースを設ける
などのアイディアで対応も可能です。
まとめ
設計の段階で、子ども部屋をつくるかどうかをしっかり考えましょう。
子ども部屋をなくす場合、子供用のスペースを別で確保してあげる必要があります。
これから住宅をお考えの方は、
お子様にとって成長の場、学びの場になる家を一緒に考えましょう!