住宅に”お化け階段”があるって本当?~段差に隠れた怪奇現象の正体~

皆さんこんにちは!タナベ住建の林です!

「あれ…この階段、なんか変じゃない?」上るときは気づかなかったのに、降りると「段が足りない」ような違和感_。

そんな”お化け階段”の噂、皆さんも聞いたことありますか?実はこれ、ただの怪談じゃなくて、住宅設計や施工の”あるミス”が原因なんです。

今回は、階段にまつわる都市伝説と建築的真実を分かりやすく解説します!

■ 1.そもそも”お化け階段”ってなに?

・都市伝説としての「お化け階段」

・なぜか段数が合わない、昇降で感覚が変わる

・昔話やホラーに出てくる階段の例

■ 2.建築的にみる「階段の違和感」の正体

①蹴上げ・踏面の寸法のバラつき

・蹴上げ(けあげ=段の高さ)が1㎝違うだけで体感に大きな影響

・昇りと下りでの感覚の違い(人間の重心の関係)

②設計ミス・施工誤差・リフォーム時のズレ

・階高の設計ミス(例:2700㎜を13段で割るVS14段で割る)

・リフォームで1段分増えた/減ったなどのトラブル事例

■ 3.実際に起きた”お化け階段”施工トラブル事例

・例①:最上段だけ以上に高い→落下事故寸前だった

・例②:手すりの高さが合わず、昇降が怖い

・例③:照明計画と段がズレて、影ができて足元が不安に

■ 4.法律と安全:階段はこうつくられている

・建築基準法で定められている階段寸法(住宅:蹴上げ23㎝以上・踏面15㎝以上)

・安心できる”黄金比”とは(蹴上げ×2+踏面=60~65)

・実際の施工管理で大切にされている

■ 5.お化け階段を防ぐには?

・現場監理でのチェック

・大工さんが気を付ける「最初と最後の一段」

・リフォームのときこそ注意が必要!

■ 6.まとめ:階段の正体は、技術のミスかも?

「お化け階段」は、本当に”お化けが出る”わけじゃない。

でも、人が”違和感”を覚えるのにはちゃんとした理由がある。小さなミスが大きな危険につながるからこそ、建築は奥が深くて、面白いんです_。

下町情緒を感じられる東京の人気観光スポット「谷根千(谷中・根津・千駄木エリア)」。

その根津に、上りと下りで段数が違う「おばけ階段」と呼ばれる珍スポット!

摩訶不思議な階段があるので行った際にはぜひ段を数えてみてください!


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