家の快適さを決めるのは「壁の中!?」_断熱材のひみつ

皆さんこんにちは!タナベ住建の林です!

家づくりで「断熱材」とよく聞くけれど、実際どんな役割をしているのかご存じですか?見えないところにある素材ですが、実は住み心地を大きく左右する大切な存在なんです!

そこで今回は断熱材の種類や役割を詳しく説明したいと思います!

■断熱材の目的

断熱材の仕事はズバり、「熱を通さないこと」。

外からの暑さや寒さをシャットアウトし、室内の快適な空気を逃がさない。これにより、冷暖房の効率が上がり、省エネにもつながります。

つまり、家計にも地球にもやさしい頼れる素材なんです。

■断熱の仕組み

「断熱材って、ただのふわふわした綿じゃないの?」と思うかもしれません。

実は中身は空気です!たっぷりの空気を閉じ込めて動かさない__これが断熱材の基本原理です!

熱は空気が動くと伝わりやすくなるので、空気の動きを閉じ込めることで、熱の出入りを防ぎます。

■断熱材の種類と特徴

■吹付(ウレタンフォーム)

特徴:壁に直接吹き付ける隙間無く施工できます

メリット:気密性が高い・形状に合わせやすい

デメリット:コストが高い・施工技術に差が出やすい

■ボード(押出法ポリスチレン、フェノールフォームなど)

特徴:板状の断熱材。床や外壁などに多く使われています

メリット:強度が高い・施工性がいい

デメリット:継ぎ目の気密処理が必要

■セルロースファイバー

特徴:新聞紙などを再利用した自然素材

メリット:調湿性が高く、エコ

デメリット:水濡れに弱い・専門施工が必要

■グラスウール・ロックウール

特徴:ガラスや鉱石を繊維状にした定番タイプ。

メリット:コスパがいい・防湿効果がある

デメリット:隙間施工で性能ダウンしやすい

■選び方のコツ

「機能性が高いもの=ベスト」とは限りません。

気候・構造・予算・施工方法…どこに使うかで、最適な断熱材は変わります。

・気密性重視派→吹付ウレタンフォーム

・コスパ重視派→グラスウール

自然素材派→セルロースファイバー

長寿命・高性能派→フェノールフォーム

あなたの家の「性格」に合う断熱材を選ぶのがポイントです!

■まとめ

断熱材は、家の「空気の魔法使い」。

見えないけれど、暮らしを快適に保つために欠かせない存在です。

種類や性能を知ることで、家づくりがもっと面白く、もっと深くなります!

資料請求はこちら