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家の快適さを決めるのは「壁の中!?」_断熱材のひみつ
2025.10.22皆さんこんにちは!タナベ住建の林です!
家づくりで「断熱材」とよく聞くけれど、実際どんな役割をしているのかご存じですか?見えないところにある素材ですが、実は住み心地を大きく左右する大切な存在なんです!
そこで今回は断熱材の種類や役割を詳しく説明したいと思います!
■断熱材の目的
断熱材の仕事はズバり、「熱を通さないこと」。
外からの暑さや寒さをシャットアウトし、室内の快適な空気を逃がさない。これにより、冷暖房の効率が上がり、省エネにもつながります。
つまり、家計にも地球にもやさしい頼れる素材なんです。

■断熱の仕組み
「断熱材って、ただのふわふわした綿じゃないの?」と思うかもしれません。
実は中身は空気です!たっぷりの空気を閉じ込めて動かさない__これが断熱材の基本原理です!
熱は空気が動くと伝わりやすくなるので、空気の動きを閉じ込めることで、熱の出入りを防ぎます。
■断熱材の種類と特徴
■吹付(ウレタンフォーム)

特徴:壁に直接吹き付ける隙間無く施工できます
メリット:気密性が高い・形状に合わせやすい
デメリット:コストが高い・施工技術に差が出やすい
■ボード(押出法ポリスチレン、フェノールフォームなど)

特徴:板状の断熱材。床や外壁などに多く使われています
メリット:強度が高い・施工性がいい
デメリット:継ぎ目の気密処理が必要
■セルロースファイバー

特徴:新聞紙などを再利用した自然素材
メリット:調湿性が高く、エコ
デメリット:水濡れに弱い・専門施工が必要
■グラスウール・ロックウール

特徴:ガラスや鉱石を繊維状にした定番タイプ。
メリット:コスパがいい・防湿効果がある
デメリット:隙間施工で性能ダウンしやすい
■選び方のコツ
「機能性が高いもの=ベスト」とは限りません。
気候・構造・予算・施工方法…どこに使うかで、最適な断熱材は変わります。
・気密性重視派→吹付ウレタンフォーム
・コスパ重視派→グラスウール
自然素材派→セルロースファイバー
長寿命・高性能派→フェノールフォーム
あなたの家の「性格」に合う断熱材を選ぶのがポイントです!
■まとめ
断熱材は、家の「空気の魔法使い」。
見えないけれど、暮らしを快適に保つために欠かせない存在です。
種類や性能を知ることで、家づくりがもっと面白く、もっと深くなります!