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日本の瓦の種類_赤瓦が映す日本の美
2025.8.26皆さんこんにちは!タナベ住建の林です。
日本の家の屋根といえば、やはり「瓦」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
古くから使われてきた瓦は、単なる屋根材ではなく、風土や文化、そして地域ごとの個性を映し出す大切な存在です。
その中でも特に印象的なのが、鮮やかな「赤瓦」。
今回は日本の瓦について紹介しながら、赤瓦の魅力を掘り下げていきます。
■瓦の代表的な種類
■黒瓦(いぶし瓦)
もっとも一般的で全国的に広く使われているのが、いぶし銀のように輝く黒瓦。
粘土を高温で焼き上げた後、燻化(くんか)することで独特の色合いが生まれます。

■白瓦
白い瓦は数こそ少ないものの、上品で清楚な印象を与えます。
かつては格式の高さを示す屋根材として、一部の地域や歴史的建築に使われてきました。

■赤瓦(越前赤瓦)
赤瓦と聞くと、沖縄の鮮やかな朱色を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実は福井県でも鉄分を多く含む土を使った赤瓦が作られてきました。
こちらは落ち着いた赤茶色で、雪の白い背景に映えるのが特徴です。
同じ赤瓦でも、南国では太陽に、北国では雪に映える――。
地域によって表情を変えるのも、日本瓦ならではの魅力です。

ちなみに、ここタナベ住建の事務所の屋根にも、地元・福井県で生まれた「越前赤瓦」か使われています。

落ち着いた赤茶色の瓦は、雪国の風景によく馴染み、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。身近な場所に越前の伝統が息づいていることを実感できるのも、赤瓦ならではの魅力です。
■まとめ
日本の瓦には黒・白・赤といった種類があり、それぞれの地域や文化に根付いてきました。その中でも、赤瓦は、ただの屋根材ではなく「土地の象徴」。
自然と共存し、人々を守り、美しい景観を作り上げてきた存在です。
赤瓦を見かけたら、ぜひ立ち止まって、その背景にある歴史や風土を感じてみてください
きっと、屋根一つからでも「日本の多様な美しさ」を発見できるはずです。